自分は腰痛が厳しくて歩くことが苦痛なんです。何かいい方法はないですかね。
整骨院などでマッサージは受けられていますよね。マッサージでの効果は一時的なものが多いので、提案としては、歩行補助の役割があるポールウォーキングをやられてはどうでしょうか。
ポールウォーキングですか。簡単にできるのであればやってみたいですね。
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暗中模索の日々
7年前に腰痛がひどく脊柱管狭窄症の手術をしました。周辺の人にも同様の手術をした人がいて、みんな良くなっていたので自分も良くなるものと確信していました。
手術自体は成功だったようですが、骨の接着の回復が悪く、くっ付いた時には背骨が湾曲してしまいました。その為、座っている時は良いのですが、立つと真っ直ぐが維持できずに次第に頭が垂れ背骨が曲がってくるのです。姿勢を良くしようとすると、首・腰・背中に力が入りしんどくなります。
その時に最も苦しいのは、首が垂れることによる胃への圧迫で、逆流性食道炎のように胃液が逆流してゲップを催します。これが出ると一気に疲れが出ます。このゲップのお陰で歩くのも嫌いになりました。
自分の腰痛の改善は、まずはゲップ対策が第1優先になります。整形や接骨院に行って相談しても、話が通じないのか一向に的を得た方策が出てきません。
レンタルサーバー エックスサーバーポールウォーキングとの出会い
自分の場合は、壁などに手をかざして頭を持ち上げる動作をすると少しはゲップが収まります。そこで、何か壁に変わる支えがあれば良くなるのではないかと思いました。以前の職場の友人にノルディックスキーのような杖を使ってウォーキングをする方法を聞いたことがありました。彼も足が不自由な状態の中で使用していた事を思い出しました。
このような場合は、YouTubeで検索すると関連動画を調べることができます。
“杖、ウォーキング”で検索すると「ポールウォーキング」の解説がありました。2本の専用のポールを使ってウォーキングの補助をするという内容でした。腰痛や膝が悪い人の方向補助になるという事で早速試してみたい気になったのです。
ポールを使ったウォーキングの種類
種類 | ポールウォーキング | ノルディックウォーキング |
特徴 | 身体の前方にポールをついて歩行 | 身体の後方にポールをついて前進 |
目的 | 整形外科医考案でリハビリにも活用 | クロスカントリースキーの夏期トレーニング |
負荷 | 低 | 高 |
上表の様に、腰痛や膝などの故障がある人には、リハビリ目的のポールウォーキングが良いようです。
ポールウォーキングの効果
●姿勢の改善
両手にポールを持つことによって背筋が伸び、左右のバランスが良くなるので、歩行姿勢を改善できます。歩行姿勢が改善されることで、また遠方を見ることによって頭が下がることも無いのでゲップ対策になります。また同時に転倒防止などのメリットがあります。
●運動効率の向上
ポールを持つことで、普通のウォーキングでは得られにくい上半身の運動効果も向上できます。ポールを動かすたびに、下半身に加えて上半身もねじれるので、シェイプアップ・ダイエットにも効果的です。
ポールを購入し lets’ try
ポールはどこで売っているのかが分からないので、NETで調べました。
ポールには、ポールウォーキング用とノルディックウォーキング用の2種類があります。
種類 | ポールウォーキング用 | ノルディックウォーキング用 |
グリップ | 持ちやすく、外れ難いように手の甲側にカバーを設けている | 後方に押しやり、手からポールを外す動作もあるのでワッカを設けてあり、手首をワッカに通してからグリップを握る |
ポールの先 | 前付き用・・・平坦 | 後ろ付き用・・・斜めに傾斜がある |
費用 | 5,000~20,000円 | 5,000~20,000円 |
自分は専門メーカーのSINANO(シナノ)製で、スポーツ用途と言うよりもリハビリ用に「あんしん2本杖シリーズ」に決めました。
ポールの長さ調整
ポールウォーキングで最初に注意するべきポイントは、ポールの長さを正しくセッティングしているかということです。
目安は、「身長×0.63」が適したサイズです。肘を直角にした状態でグリップを持つ時のポールの長さになります。
いざ、出発
ネットでポールウォーキングの歩き方が載っていましたので、参考にさせてもらいました。
- ポールを両手に持つ。左右に分かれていればそれぞれ間違わないように握る。
- 親指・中指・薬指を軽く添えてグリップを握る。
- 顎を引き、目線を少し(10~15m)先において、猫背にならないように姿勢を正す。
- 足と対のポールを前に出しながら、肩の力を抜いて歩き出す。
(左足を踏み出したら、右手のポールを左足のかかと位置の延長線上に突き出すイメージ) - リラックスしたまま腕を前後に振ることを意識し、歩幅を半歩広くする。
上記内容を思い出しながら、いざ出発です。思っていたよりもスムースに、歩け出せました。
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普通の歩行では、今までは5分も連続歩行ができていませんでした。それが、ポールウォーキングでは、15分も連続歩行ができたのです。その間にゲップの症状も出ませんでした。嬉しかったですね。
脊柱管狭窄症の特徴は間欠歩行です。5分も連続歩行ができないのです。自分も実際、ゲップ症状もあり5分が良いところでした。それが、15分も連続歩行ができたのでビックリです。しかしながら、今まで歩いていなかったので足腰が弱っていることを実感しました。
これからは、自分の楽しみのために日光にあたりながらセロトニンを分泌させ、笑顔でポールウォーキングを続けていきたいと思います。今までは、どうしてもストイックに続けなければならないと思う習慣があったので、週に2~3回でも良いよと自分を許しながら楽しんでやりたいと思います。
まとめ
今回、このテーマを書くことを決めたのは、自分の怠け癖を恐れてのことです。
少しでもやっていることを公表すれば、続けないといけないと自分が思うからです。また、このポールウォーキングの具体的成果を実際には聞いたことが無いので、自分が実験台となり今後の経過報告をこのブログで、やっていきたいと思います。
乞うご期待下さいと、自分に対しても言いたいですね。
Let’s ポールウォーキング ‼