結婚式は挙げた方が良いのでしょうか
結婚は個人から家族間への繋がりになるのでお披露目の意味でもあげた方が良いかな
今はコロナ禍とお金の問題もあって、結婚式を挙げないカップルも多いですよ
そうなんだ。でも結婚式を挙げたカップルの方が離婚する確率が低いという話も聞くよ
そうなのかな。少し調べてみます
ネットでは「そもそも “結婚式を挙げてるから離婚しにくい” という考え方自体がくだらない」という投書とか「ウエディング業界はそんなジンクスを売りにせずに、今の時代にあった方法で販路を広げていって欲しい」と手厳しい意見が飛び交っています。一方、若い世代からは「ご祝儀が高いのは嫌だな」と厳しい懐具合を鑑みて悩んでいる人も。世代間の違いも興味がありますね。
出産祝いに、まあるいよだれかけ【MARLMARL】結婚式を挙げてるから離婚しにくい?
離婚率を調査した機関によると、「離婚歴がある人の8割が結婚式をしていなかった」という結果が出ています。
結婚式の費用は、かなりの高額になります。
その高額さと、親族・友人の手前もあり “結婚式を挙げたカップルの方が離婚する確率が低い” という理由になっているようです。
逆に、結婚式を挙げないカップルの離婚率が上がる理由の1つには、恋人時代からの区切りがなく覚悟もできていないので、家族という自覚が芽生えにくいということが考えられます。確固たるデータでの分析は困難であるため、信憑性には欠けますが、若干、結婚式を挙げないカップルの方が離婚率は高めになっているような感じです。
ゼクシィ縁結びエージェント最近は結婚式を挙げるカップルが全体の約1/3
最近では、結婚式を挙げないカップルが増えてきています。なぜなのでしょうか?
主な理由としては下記があります。
- 金銭的理由
- みんなの前でセレモニーをするのが恥ずかしい
- 授かり婚など身体的理由から
- コロナ禍により当初の予定を変更した
なかでも、1.金銭的理由が最も大きいようです。
結婚式の費用 | 結婚式全体の費用・・・平均 354.9万円 平均的なご祝儀総額:224.3万円 挙式・披露宴・披露パーティにおける自己負担額:149.5万円 |
給与実態 (国税庁の平成30年分調査) | 20~24歳・・・男性284万円、女性249万円 25~29歳・・・男性404万円、女性326万円 30~34歳・・・男性470万円、女性315万円 |
ゲスト | ご祝儀平均・・・一人あたり3(~5)万円 |
結婚式の費用および友人知人の方のご祝儀負担を考えると、結婚式を挙げないのもうれしい選択かも知れないですね。
ココナラエージェント結婚式って何?
そもそも結婚式は何のために挙げるのでしょうか。
- 親や親族、友人知人など自分たちと関わりのあった人に感謝の気持ちを示す
- 親や親族、友人知人たちに喜んでもらう
- 周囲にみせることで結婚の覚悟を示してけじめをつける
出典元:『ゼクシィ結婚トレンド調査2019』 「披露宴・披露パーティをあげた理由」
上記がアンケートの結果になっています。この目的が叶うのであれば、必ずしも結婚式という形をとらなくても良いのかもしれないです。
2020年と2021年の結婚イベントの比率をグラフにまとめました。
その一つが、親族中心の食事会です。+写真撮影も一緒のケースも多いです。2021年は、コロナ禍の影響もあってか従来の結婚式は大幅に減っています(34.8%)。非実施(ナシ婚)は逆に10%弱増えています(28.9%)。今の不況下では、今後もこの傾向が続く可能性が高そうです。
ナシ婚
役所に婚姻届を提出するのみで、挙式や披露宴を全く行わないこと。その理由として、挙式に数百万円の出費を割かれることと、人前で目立つことを忌避するため、カップルまたは親族が挙式そのものに反対すること、などがあります。「挙式が法律で義務付けられていない」という割り切った考えから「ナシ婚」のみで済ませるケースも増えています。
まとめ
ネットでウェディング関係の方のコメントとして「結婚式をしてもしなくてもいい今の時代だからこそ、そのふたりらしい結婚式を見つけて実行することに意味があると思います」…。昔の固定概念ではなく、今の時代に理解を深めていきたいものです。
少し前であれば、結婚式は挙げるのが当たり前、仲人さんは立てるのが当たり前と思ってきました。仲人さんの風習は、“本人たちの責任及び結婚式の列席者に立ち合ってもらう” ということで今は廃っています。結婚式も目的だけ失わなければ、形が変わっていくことは良いことですね。
いつの時代も、若者が変革をもたらしていくものです。