人材

日本では、なかなか良いイノベーションが生まれませんね。イノベーションにはクローズドイノベーションとオープンイノベーションがあるのですが、今流行のＩＴ系はオープンイノベーションが多く日本は不得意な分野なのです。

人はなぜ、得意なことと苦手なことを意識するようになるのでしょうか。ボール遊びを初めてする時に、上手くいってもいかなくても嬉しいものです。それが、周りから何か言われると意識するようになります。もしかすると、その一言でボール遊びが嫌になることもあるかもしれません。

目標を立て努力する時は、目標を達成することを目指して努力します。受験勉強も志望校に受かりたいために頑張ります。それは全て、見返りを求めての行為なんです。見返りを求めて苦しい努力を重ねていると、その努力の結果、何も得られなかった時に、たとえば受験に失敗した時に、すごく人を怨むんです。

長く低迷している日本経済。この現状を打破するためには、常にイノベーション人材を創出し、魅力ある新製品、サービスを作り出していかなければならない。こういう言葉は、ここ30年言われ続けているが、変化がないのはなぜでしょうか。原因を探り、どんなイノベーション人材が必要なのかを考えていきましょう。